朝鮮通信使と彦根 : 記録に残る井伊家のおもてなし
著者
書誌事項
朝鮮通信使と彦根 : 記録に残る井伊家のおもてなし
(別冊淡海文庫, 27)
サンライズ出版, 2019.3
- タイトル読み
-
チョウセン ツウシンシ ト ヒコネ : キロク ニ ノコル イイ ケ ノ オモテナシ
大学図書館所蔵 件 / 全27件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p172-174
内容説明・目次
内容説明
朝鮮通信使一行の旅行記録に、くり返し彦根の地に対する称賛の言葉が記されていることは、あまり知られていない。行き届いた“おもてなし”の背景には、徳川将軍家光のブレーンとして朝鮮通信使の成功に向けて尽力した彦根藩主・井伊直孝による、こと細かな指示があった。初紹介の史料も駆使し、「陸路中の第一」と讃えられた彦根における日朝交流の具体像に迫る。
目次
- 第1章 彦根城と朝鮮人街道の一体的整備(幕府の交通政策としての彦根築城;彦根周辺の交通網整備)
- 第2章 朝鮮人街道の成立(全国の街道からみた朝鮮人街道;天下人の通る街道;将軍上洛道を組み込んだ彦根城;朝鮮人街道の成立と運用)
- 第3章 朝鮮通信使をもてなした彦根藩(江戸へ向かう朝鮮通信使;日朝外交の刷新に尽力した井伊直孝;通信使の彦根宿泊)
- 第4章 通信使を迎えた彦根(彦根城下町に設けられた宿泊所;宿泊所の中核・宗安寺;街道整備と二つの茶屋)
- 第5章 文華をこのむ地 彦根(詩作の交流;訳官洪喜男との交流)
「BOOKデータベース」 より