チカーノとは何か : 境界線の詩学

書誌事項

チカーノとは何か : 境界線の詩学

井村俊義著

水声社, 2019.3

タイトル別名

Chicano

チカーノとは何か : 境界線の詩学

タイトル読み

チカーノ トワ ナニ カ : キョウカイセン ノ シガク

内容説明・目次

内容説明

1848年、メキシコは分断され、アメリカとのあいだに国境線が引かれた。“チカーノ”の物語はそこから始まる。彼らの「文学」とともに「境界線」の意味について考え、私たちの来るべき社会を透視する。

目次

  • 1 境界線を溶かす言葉の力—イラン・スタバンス
  • 2 ロードという境界線—サルバドール・プラセンシア
  • 3 境界線を越えゆく亡霊たち—英雄、風景、死の共同体
  • 4 日本とメキシコの境界線—サウスウエストへの旅
  • 5 近代化に抗するテクスト—アントニオ・ブルシアーガ
  • 6 境界線の再魔術化—ギリェル・ゴメス=ペーニャ
  • 7 境界線の詩学—アルフレッド・アルテアーガ
  • 8 事実と虚構の境界線—ホワイトネスと混血
  • 9 ボーダーランズの構築—アメリカスと不法移民
  • 10 “沈黙に宿る風景”“アーバン・トライブ宣言”

「BOOKデータベース」 より

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