アジアにおける民主主義と経済発展
著者
書誌事項
アジアにおける民主主義と経済発展
文眞堂, 2019.3
- タイトル別名
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神奈川大学アジア研究センター叢書
- タイトル読み
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アジア ニオケル ミンシュ シュギ ト ケイザイ ハッテン
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注記
ジャケットに「神奈川大学アジア研究センター叢書5」とあり
参考文献: pvii, 各章末
内容説明・目次
内容説明
民主主義はなぜ進展しないのか。ベルリンの壁崩壊後、経済発展と民主化が手を携えて進むかに見えた世界規模での民主化の「第三の波」は逆流し、途上国ばかりでなく先進国においても民主化が遠のいているように見える。新自由主義によるグローバル化の陰、経済格差の拡大の構造、北京コンセンサスによる権威主義経済発展モデルの問題を、地域の視角から展望する。
目次
- 第1章 民主主義と経済発展—世界経済の政治的トリレンマとタイ
- 第2章 タイの出稼ぎと民主化—東北タイの事例を中心にして
- 第3章 韓国における経済発展と民主化—光州事件後の民主化政策に伴う新自由主義経済の浸透とその韓国的特異性
- 第4章 イランにおける企業発展の歴史と現状—「国家資本主義」と「権威主義」の狭間で
- 第5章 フィリピンにおける経済発展と民主化
- 第6章 太平洋郵船外輪船図・考—アジアにおける経済発展と民主化との関連で
- 第7章 現代タイにおける政治的対立の歴史的背景—2014年のクーデターにいたるまで
- 第8章 グローバリゼーションと後退する民主化—アジア新興国に注目して
「BOOKデータベース」 より