青線 : 売春の記憶を刻む旅
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青線 : 売春の記憶を刻む旅
(集英社文庫, [や56-1])
集英社, 2018.10
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アオセン : バイシュン ノ キオク オ キザム タビ
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Note
スコラマガジン 2015年刊の再刊
主要参考資料: p363-365
叢書番号はブックジャケットによる
Description and Table of Contents
Description
かつて存在した非合法売春地帯「青線」。多くは江戸や明治時代の遊郭から派生したもので、お上の目を欺くため料理屋やバーを装っていた。故に場所も数もはっきりとしていない。色街は人間の欲望だけでなく、政治・経済と密接に結びつき、間違いなく日本の歴史の一部だ。その残り香を求め、10年以上かけて取材した著者が、日本の裏面史を炙り出す—。これぞJAPANアンダーグラウンドの全貌!
Table of Contents
- 大都会の日陰 谷底から見える東京の歩み—東京
- パンパンの街へと変貌した農村地帯—山形県神町
- 女は罪と業を背負い十五年の逃亡を続けた—福田和子と今治
- 水運と売春 さびれた生業と島の過去—渡鹿野島・京都
- 日本文化の根っこにある被差別と売春—大阪
- 江戸から明治へ 消えゆく娼窟文化と生きた女—阿部定と江戸〜東京
- タイスナックと飯盛女—佐久・木崎・新潟
- 時代に溶けゆく北の性産業—札幌・函館
- 青線の忘れ形見を老婆に見た—北九州
- 戦後の原風景を感じる南国の色街—沖縄
- 売春シルクロードが伝える産業と女の近代史—埼玉・群馬・横浜
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