ソクラテスのダイモニオンについて : 神霊に憑かれた哲学者
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ソクラテスのダイモニオンについて : 神霊に憑かれた哲学者
(龍谷叢書, 47)
晃洋書房, 2019.3
- タイトル読み
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ソクラテス ノ ダイモニオン ニツイテ : シンレイ ニ ツカレタ テツガクシャ
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内容説明・目次
内容説明
ソクラテスが従ったのは「理性」か、「神霊の声」か?ソクラテスは本当に「理性の人」だったのか?彼が語る「神霊の声」とは何だったのか?さまざまな文献をもとに「ダイモニオン伝説」が形成されていく過程を追い、ソクラテス哲学の謎に新しい光をあてる。
目次
- 序章 ガラクシドロスの問い
- 第1章 奇人ソクラテス—「ソクラテスの訴状」、アリストパネス『雲』の考察
- 第2章 プラトンの報告—『ソクラテスの弁明』および諸対話篇の考察
- 第3章 ダイモーン伝説
- 第4章 クセノポンの報告—『ソクラテスの想い出』『ソクラテスの弁明』からの考察
- 第5章 ダイモニオン伝説の誕生—擬ソクラテス書、キケロ『占いについて』の考察
- 第6章 プルタルコスの回答—『ソクラテスのダイモニオンについて』の考察
- 第7章 プルタルコスのもうひとつの回答—悪しきダイモーン論
- 終章 神霊に憑かれた哲学者ソクラテス
- 補論 ソクラテスのダイモニオンと理性(ロゴス)
「BOOKデータベース」 より