男色の景色
著者
書誌事項
男色の景色
(角川文庫, 21530)
KADOKAWA, 2019.3
- タイトル別名
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角川ソフィア文庫
- タイトル読み
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ナンショク ノ ケシキ
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注記
新潮社2008年刊の加筆
その他のタイトルはブックジャケットによる
ブックジャケットのシリーズ番号: J128-1
内容説明・目次
内容説明
かつてこの国にあった美童文化。江戸・明治の錦絵に刻まれた男倡の影。文豪が変名で寄せた同性愛小説。菊、梅、杜若、水仙の華に込められた、若契と衆道のサイン—。幾重にも響きあって呼応する文化の複層にわけいれば、ときに秘され、ときに失われた男色の景色が浮かびあがる。万葉集の相聞歌から、平安貴人の日記、世阿弥、琳派、三島由紀夫、川端康成、中原淳一まで。今はなき東京の盛り場を訪ねた「東都戦後男色地図」を増補。
目次
- 第1章 嘆息
- 第2章 連れ鳴く雁
- 第3章 一条の水脈
- 第4章 華苑
- 第5章 そへ歌
- 第6章 礼装
- 東都戦後男色地図—あとがきにかえて
「BOOKデータベース」 より