アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ : イタリアをめぐる幻想の美学
著者
書誌事項
アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ : イタリアをめぐる幻想の美学
水声社, 2019.3
- タイトル別名
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アンドレピエールドマンディアルグ : イタリアをめぐる幻想の美学
- タイトル読み
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アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ : イタリア オ メグル ゲンソウ ノ ビガク
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注記
京都大学大学院文学研究科に提出した博士論文「アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグにおける『幻想』のイタリア : 一九五〇年代における創作美学をめぐって」をもとに加筆・修正したもの
文献一覧: p351-380
内容説明・目次
内容説明
フランスの作家でありながら、ヴェネツィアとパリを往復する生活を送り、『大理石』『海百合』といったイタリアを舞台にした長編小説を書いたマンディアルグ。「わが故郷」と呼ぶほどイタリアに魅了・触発され、いかにしてその「異端」の幻想美学を作り上げたのか?谷崎潤一郎と三島由紀夫を愛する、孤高の耽美作家マンディアルグの本邦初のモノグラフィー!
目次
- プロローグ エロスと夢と幻想と—マンディアルグとその文学
- 序 幻想理論とマンディアルグ
- 第1部 「北部」と「南部」—交錯する「イタリア」のイメージ(戦後のイタリアとマンディアルグ;バロックと「南部」—コントラストの美学をめぐって;小説『大理石』と南イタリアのバロック)
- 第2部 イタリアの秘境と辺境—サルデーニャからボマルツォへ(『海百合』におけるサルデーニャの自然と人工性;「聖なる森」の怪物庭園—マンディアルグのボマルツォ訪問)
- アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグあるいはイタリアの神秘—「あとがき」にかえて
「BOOKデータベース」 より