これは花子による花子の為の花物語

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これは花子による花子の為の花物語

木爾チレン著

宝島社, 2019.3

タイトル読み

コレ ワ カコ ニ ヨル ハナコ ノ タメ ノ ハナモノガタリ

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内容説明・目次

内容説明

京都に住む花子は、高校時代の人間関係のトラウマをきっかけに家から出られなくなり、引きこもっていた。唯一の外との繋がりは「カコ」名義でプレイするゲームアプリ「flower story」。そこで偶然出会ったレンというプレイヤーと、毎日メッセージのやりとりをするうちに、花子は彼に惹かれていく。—レンの誕生日。花子がレンに贈ったものは、心を込めて綴ったメッセージ。その返信は「突然なんだけど、会いたいです。京都へ会いに行っていいかな?」という言葉。過去の傷から人と会うことに怯える花子は、緊張のあまり気を失ってしまう。…目を醒ましたのは、約束の日の夜。慌ててスマホを見るとレンから「今日はありがとう。“花子”って呼んでいい?」というメッセージが届いていた。知られるはずのない本当の名前。いつのまにか増えていく“会っていない”レンとの思い出。スマホから生まれた恋と、“自分”が吐いた優しい嘘。京都を舞台に描かれる、美しく謎めいた恋模様の行方は—。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB28109958
  • ISBN
    • 9784800290564
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    312p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
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