日本の偽書
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日本の偽書
(河出文庫, [ふ19-1])
河出書房新社, 2019.5
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ニホン ノ ギショ
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Note
文春新書 2004年刊に若干の訂正を加え文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
文献一覧: p192
Description and Table of Contents
Description
記紀以前の歴史を記述した偽書の意味とは?超国家主義と関わる『上記』、同じく竹内巨麿という教祖が伝えた『竹内文献』、東北幻想が生んだ『東日流外三郡誌』『秀真伝』、聖徳太子撰の最古の国史と触れこんだ『先代旧事本紀』など、物議を醸した“太古文献”が夢想した超古代史の共同幻想に挑む。
Table of Contents
- 1 人はなぜ偽書を信じるのか(歴史の偽書だけが生き残った;偽書には正史にない魅力が ほか)
- 2 超国家主義者と二大偽書—『上記』と『竹内文献』(超国家主義者と『上記』;内務卿大久保利通に上呈 ほか)
- 3 東北幻想が生んだ偽書—『東日流外三郡誌』と『秀真伝』(東北の風土には怪しげな伝説の土壌があるのか;盛岡市のマルコ=ポーロの像 ほか)
- 4 「記紀」の前史を名のる偽書—『先代旧事本紀』と『先代旧事本紀大成経』(本邦初の史書は『先代旧事本紀』?;『古事記』をしのぐ影響力 ほか)
- 5 偽書の何が人をひきつけるのか(人をひきつける不思議なもの;二つのキーワード ほか)
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