マズローと経営学 : 機能性と人間性の統合を求めて

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マズローと経営学 : 機能性と人間性の統合を求めて

山下剛著

(文眞堂現代経営学選集, 第II期第10巻)

文眞堂, 2019.3

タイトル読み

マズロー ト ケイエイガク : キノウセイ ト ニンゲンセイ ノ トウゴウ オ モトメテ

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注記

参考文献: p280-287

索引: p289-293

内容説明・目次

内容説明

経営学はマズローをどこまで受けとめたのか。現代社会の諸問題を見据え、その問題の根本を「科学的客観性の追求」とそれに伴う「人間性理解の欠如」にあるとしたマズローは、モチベーション論の枠を超えて、経営学に対しいかなる示唆を与えうるのか。フロム、ドラッカー、ウェーバーとの対比を通じてマズローの思想と方法、そしてその自己実現論がもつ意味を考える。

目次

  • 序章 自己実現と現代社会
  • 第1章 マズロー理論はモチベーション論か—経営学におけるマズロー理論の位置づけ
  • 第2章 マズローの基本思想—その心理・科学観
  • 第3章 マズローの自己実現論—フロムの自由論との対比から
  • 第4章 マズロー管理論の体系—マグレガーY理論との根本的な相違性
  • 第5章 欲求階層説はERG理論に超克されたのか—欲求階層説と実証研究
  • 第6章 ドラッカーとマズロー—「マズローの批判」をめぐって
  • 第7章 自己実現とウェーバー官僚制問題—組織社会における自己実現の問題
  • 第8章 自己実現と経営学—金井壽宏「完全なる経営」論について
  • 終章 マズローと経営学
  • 付 翻訳:A.H.マズロー「心理学の哲学」(1957)

「BOOKデータベース」 より

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