書誌事項

バブル : 日本迷走の原点

永野健二著

(新潮文庫, 11120, な-101-1)

新潮社, 2019.5

タイトル別名

バブル : 日本迷走の原点 : 1980-1989

タイトル読み

バブル : ニホン メイソウ ノ ゲンテン

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注記

単行本: 2016年刊

その他のタイトルはブックジャケットによる

バブル関連年表: p334-345

参考文献: p346-357

内容説明・目次

内容説明

1980年代後半、金融自由化・国際化の中、地価と株価が急上昇し、日本全体は陶酔的熱狂に浸った。当時、住銀、興銀、野村、山一などの銀行や証券会社と大蔵・日銀、政治家、「バブルの紳士」が繰り広げた狂乱の時代とはなんだったのか?現場を見続けた「伝説の記者」が日本独自の資本主義システムまで議論を深め、「失われた20年」と呼ばれるデフレを招いた原因を捉える“平成”史決定版。

目次

  • 第1章 胎動(三光汽船のジャパンライン買収事件;乱舞する仕手株と兜町の終焉 ほか)
  • 第2章 膨張(プラザ合意が促した超金融緩和政策;資産バブルを加速した「含み益」のカラクリ ほか)
  • 第3章 狂乱(国民の怒りの標的となったリクルート事件;1兆円帝国を築いた慶応ボーイの空虚な信用創造 ほか)
  • 第4章 清算(謎の相場師に入れ込んだ興銀の末路;損失補填問題が示した大蔵省のダブルスタンダード ほか)

「BOOKデータベース」 より

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