短編小説をひらく喜び
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短編小説をひらく喜び
港の人, 2019.2
- タイトル読み
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タンペン ショウセツ オ ヒラク ヨロコビ
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注記
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内容説明・目次
内容説明
少年のころから本のとりことなった著者は、とりわけさまざまな人生の匂いや景色、断面を鮮烈にえがく短編小説の世界にたっぷりと魅せられてきた。志賀直哉、石川淳、牧野信一、藤枝静男、阿部昭、シャルル=ルイ・フィリップ、チャールズ・ブコウスキー、レイモンド・カーヴァーほか…三十二作家三十五作品、短編小説をひらく喜びをあますところなく語る。
目次
- 中・高生の人たちに(本は読まなければいけない—コナン・ドイル「シャーロック・ホームズの冒険」;想像はすべてを超える!—レイ・ブラッドベリ「使者」 ほか)
- 虚構の中の真実(嘘がすべて許される物語—江戸川乱歩「押絵と旅する男」;幻想的なものまでリアル—内田百〓「盡頭子」 ほか)
- アメリカにもある私小説(リアリティーはここにある—バーナード・マラマッド「借金」;思い描く未来を—ウイリアム・サローヤン「兄の頭の中にある考え」 ほか)
- とっておきの短編小説(気分を一変させる出来事—芥川龍之介「蜜柑」;単なる描写を超えた文章—志賀直哉「剃刀」 ほか)
- すばらしきかな短編小説(切ない、切ない、恋—牧野信一「繰舟で往く家」;涙がでる場面—山川方夫「煙突」 ほか)
「BOOKデータベース」 より