スケールアップの化学工学 : ものづくりの課題解決に向けて
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スケールアップの化学工学 : ものづくりの課題解決に向けて
丸善出版, 2019.4
- タイトル読み
-
スケール アップ ノ カガク コウガク : モノズクリ ノ カダイ カイケツ ニ ムケテ
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注記
2017年より2018年にかけて、化学工学学会誌に1年にわたり連載された原稿をもとに、修正を加え演習問題を追加したもの
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
“ものづくり”の肝は分散です。混練、塗布、乾燥などのプロセスは分散状態に依存し、材料の微細構造を決定づけます。材料の分散状態は熱力学的な要因だけではなく、流体力学的な条件に大きく依存して、レオロジーも複雑に変化します。しかも、ラボ実験スケールからスケールアップを行うと、分散状態の変化により材料物性や性能が変化します。本書では、スケールアップの課題に立ち向かうために、構造形成の学理を平衡論や速度論に加えて、非平衡相変化の視点から丁寧に解説しています。さらに、演習問題を活用することで、より実践的に学ぶことができます。
目次
- 現代的スケールアップ
- 材料の構造形成
- 律速過程
- 非平衡性と非線形性
- 流動特性
- 反応プロセス
- 析出プロセス
- 分散プロセス
- 混練プロセス
- 塗布プロセス
- 乾燥プロセス
- 気相薄膜プロセス
- スケールアップのまとめ
「BOOKデータベース」 より