「68年5月」と私たち : 「現代思想と政治」の系譜学

書誌事項

「68年5月」と私たち : 「現代思想と政治」の系譜学

王寺賢太, 立木康介編

読書人, 2019.4

タイトル別名

68年5月と私たち : 現代思想と政治の系譜学

タイトル読み

「68ネン 5ガツ」ト ワタクシタチ : 「ゲンダイ シソウ ト セイジ」ノ ケイフガク

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注記

図版に解説あり

内容説明・目次

内容説明

五〇年の時の隔たりと政治的・文化的流行の盛衰を超えて、“68年5月”の出来事と同時代の思想の双方に触発されながら、現在について考える—。二〇一八年五月、京都大学人文科学研究所で行われた連続セミナー(全一〇回)の全記録。“68年5月”は今、私たちに何を問うているのか。フランス現代思想、政治、哲学、精神分析、歴史、エピステモロジー…、一〇名の論者が、それぞれの専門領域から思考する。

目次

  • 1 “68年”から人間の終わりを考える(佐藤淳二)
  • 2 “68年”以後の共産党—革命と改良の間で(小泉義之)
  • 3 ドゥルーズ=ガタリと“68年5月”(1)—『アンチ・オイディプス』、『千のプラトー』をめぐって(佐藤嘉幸)
  • 4 ドゥルーズ=ガタリと“68年5月”(2)—「“68年5月”は起こらなかった」読解(廣瀬純)
  • 5 “68年5月”と精神医療改革のうねり(上尾真道)
  • 6 “68年5月”にラカンはなにを見たか(立木康介)
  • 7 学知ってなんだ—エピステモロジーと“68年”(田中祐理子)
  • 8 京大人文研のアルチュセール—“68年”前後(王寺賢太)
  • 9 偶像の曙光—イギリス「新左翼」についての小論(布施哲)
  • 10 “68年”のドン・キホーテ(市田良彦)

「BOOKデータベース」 より

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