上代学論叢
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書誌事項
上代学論叢
(研究叢書, 512)
和泉書院, 2019.5
- タイトル読み
-
ジョウダイガク ロンソウ
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注記
毛利正守先生略歴・主要著書論文目録: p[449]-463
参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
上代日本語・日本文学研究において、文字、漢文訓読と表記、語彙を巡る考究は不可分の関係にある。各種文献—記・紀・萬葉・宣命・木簡、さらには東アジアの諸文献まで、深く、精緻に向き合った、21の新知見を採録。
目次
- 雄略紀述作における樟媛造型の事情—「別本」と「或本」の所伝を手がかりに
- 古風土記受容史研究序説
- 人麻呂歌集「寄物陳思」歌二首の解釈—巻十一・二四五六番、二四五七番
- 高句麗・百済建国神話の変容—古代日本への伝播を通して
- 一音節名詞ア・イ・ウ・エ・オ
- 上代における文末「ノミ」という表現
- 古事記における履中天皇の造形
- 『萬葉集』中臣宅守の三七五八歌の表現とその位置付け—「人嬲り」を中心に
- 『先代旧事本紀』における即位称元
- “漢語”から考える上代日本語表記論—併せて文体論
- 玉屋本『日本書紀』の神代巻について
- 宣命の表記と読み上げ
- 日本書紀古訓に見る「ウベ(ムベ)〜ベシ・動詞命令形」の訓法をめぐって—「宜」の用法・構文と「ウベ(ムベ)」の語法分析より
- 日子坐王の系譜
- 古事記の「宇気布時」—その時間表現を考える
- 『古事記』国譲り神話の「治」について
- 『日本書紀』垂仁天皇条の諺「天之神庫随樹梯之」考
- 宣命における使役表現—使節派遣の文章句形を中心に
- 家持の奈良麻呂の乱関連歌三首
- 『遊仙窟』所収詩についての研究—形式からの考察 其の一
- 言霊の構造
- 概要と展望
「BOOKデータベース」 より