ポスト3・11のリスク社会学 : 原発事故と放射線リスクはどのように語られたのか

書誌事項

ポスト3・11のリスク社会学 : 原発事故と放射線リスクはどのように語られたのか

井口暁著

ナカニシヤ出版, 2019.3

タイトル別名

Risk sociology and the Fukushima nuclear disaster

科学技術リスクをめぐる対立と調停に関するリスク社会学的研究

ポスト311のリスク社会学 : 原発事故と放射線リスクはどのように語られたのか

タイトル読み

ポスト 3・11 ノ リスク シャカイガク : ゲンパツ ジコ ト ホウシャセン リスク ワ ドノヨウニ カタラレタ ノカ

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注記

博士論文「科学技術リスクをめぐる対立と調停に関するリスク社会学的研究」(京都大学大学院文学研究科, 2018.3)を大幅に改稿し、新稿も加えて、書籍化したもの

文献: p428-447

内容説明・目次

内容説明

ファースト・オーダーの観察の水準へと復帰せよ。後期ルーマンのリスク論と対話論の再検討を通じ、ポスト3・11の論争空間を分析する。

目次

  • ポスト3・11の社会的対立とリスク社会学
  • 第1部 災厄の定義をめぐるコンフリクト(リスクと危険の帰属をめぐるコンフリクト;新しいリスクと責任追及のパラドクス—ベック理論の批判的検討;福島原発事故の定義をめぐるポリティクスの構図と力学)
  • 第2部 科学的非知をめぐるコンフリクト(低線量被ばく論争と非知の社会学;非知の社会学;低線量被ばくに関する科学的知見と防護体制;低線量被ばく論争の対立構図)
  • 第3部 リスク・ダイアローグの可能性(ハーバーマスの理性的合意論とその問題点;ハーンの了解論の地平—争いを収める協同実践;ルーマンの了解論—コミュニケーション接続主義の地平;ファースト・オーダー復帰論と物質性;了解指向対話の具体化に向けて)
  • ポスト3・11のリスク社会学

「BOOKデータベース」 より

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