書誌事項

ムガル帝国とアクバル大帝

石田保昭著

(新・人と歴史拡大版, 36)

清水書院, 2019.3

タイトル読み

ムガル テイコク ト アクバル タイテイ

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注記

「人と歴史」シリーズの『アクバル大帝』(1972年刊), 「清水新書」の『ムガル帝国とアクバル大帝』(1984年刊)に, 現在用いられていない歴史的名辞のほか, 表記や仮名遣い等一部を改めて復刊したもの

アクバル大帝年譜: p218-222

内容説明・目次

内容説明

日本の江戸幕府、中国の清王朝とならんで、インドのムガル帝国はアジア旧帝国の最後の形である。しかし、ムガル帝国は、幕藩体制や清王朝の官僚体制のような整然とした統治組織は生み出さなかった。生み出そうとした歩みも途中で挫折してしまったのである。本書は、ムガル帝国の実質上の基礎をつくり、また、独自の統治制度改革を試みた第三代目のアクバル大帝の意図・事業を中心にすえながら、ムガル時代の姿を略述し、さまざまな角度からインド中世の実態に迫ったものである。

目次

  • 1 インド史のなかのムガル帝国(古代から中世への変容;イスラームインド)
  • 2 アクバル(皇帝権力の上昇;専制国家建設の試み ほか)
  • 3 アクバル宮廷の人びと(ラージャ=トダル=マル—能吏から武将へ;カージャ=シャー=マンスール—一途な財務官 ほか)
  • 4 アウラングゼーブまで(第四代皇帝ジャハーンギール;第五代皇帝シャー=ジャハーン ほか)
  • 5 ムガルの社会(ヒンドゥー教徒;デリーとアーグラ)

「BOOKデータベース」 より

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