犬を愛した男
著者
書誌事項
犬を愛した男
(フィクションのエル・ドラード)
水声社, 2019.4
- タイトル別名
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El hombre que amaba a los perros
- タイトル読み
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イヌ オ アイシタ オトコ
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注記
原著(Tusquets Editores, c2009)の翻訳
内容説明・目次
内容説明
1977年のハバナ、獣医学雑誌の校正の仕事に身をやつしている物書きのイバンは、2頭のボルゾイ犬を連れて浜辺を散歩する不思議な男、“犬を愛した男”と出会う。犬の話題で親密になっていく2人だが、やがて男は彼のみぞ知る“トロツキー暗殺の真相”を打ち明けはじめる…世界革命を夢見るレフ・ダヴィドヴィチ(トロツキー)の亡命、暗殺者ジャック・モルナルに成り代わるスペイン人民戦線の闘士ラモン・メルカデール、そして舞台はメキシコへと至る。イデオロギーの欺瞞とユートピア革命が打ち砕かれる歴史=物語を力強い筆致で描く、現代キューバ文学の金字塔。
「BOOKデータベース」 より