Bibliographic Information

現象としての人間

ピエール・テイヤール・ド・シャルダン著 ; 美田稔訳

みすず書房, 2019.2

新版

  • : 新装版

Other Title

Le phénomène humain

Title Transcription

ゲンショウ トシテノ ニンゲン

Note

テイヤールの著作と参考文献: pviii-xi

Description and Table of Contents

Description

「宗教は人間を疎外するという考え方の根本的な修正を迫り、宗教が人類の真の進歩のためにどんなに大きな刺激となりうるかを、自らの生き方によって証明しようとした宗教観を彷彿させる。そこには現代科学の成果が信仰を困難にするどころか、むしろこれによってキリスト教の信仰内容がいかに深められ、より理解できるようになるかの証しに一生を捧げた、テイヤールの姿が大きく浮かび上がってくる。」(「テイヤールの生涯と仕事」より)イエズス会の司祭であり、また科学者として北京原人の発掘に関わった、テイヤールの主著。生前は、イエズス会から出版を認められず、歿後まもなく1950年に原書は刊行される。科学とキリスト教の綜合を目指し、人類と神の存在を宇宙にさぐる、深遠な思想を展開する。訳者による「テイヤールの生涯と仕事」と「テイヤールの著作と参考文献」を加えた新版。

Table of Contents

  • 第1部 生命が現われるまで(宇宙の素材;物質の内面;幼年期の地球)
  • 第2部 生命(生命の出現;生命の膨張;デーメーテール)
  • 第3部 思考力(思考力の発生;精神圏の展開;近代の地球)
  • 第4部 高次の生命(人類集団の未来;集団を超えるもの—高次の人格;地球の最後)

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Details
  • NCID
    BB28166725
  • ISBN
    • 9784622088028
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    fre
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    407, xip
  • Size
    19cm
  • Classification
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