もう一人の昭和維新 : 歌人将軍・斎藤瀏の二・二六
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もう一人の昭和維新 : 歌人将軍・斎藤瀏の二・二六
啓文社書房 , 啓文社 (発売), 2019.2
- タイトル読み
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モウ ヒトリ ノ ショウワ イシン : カジン ショウグン サイトウ リュウ ノ 2 26
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注記
齋藤瀏略年譜: p470-476
参考文献一覧: p477-479
内容説明・目次
内容説明
雪が降りしきる昭和11年2月26日—「昭和維新・尊皇斬奸」を旗印に憂国の青年将校たちが蹶起した二・二六事件。その事件において、「終始一貫青年将校の味方であり、節を変へなかつたただ一人の人物」こそが斎藤瀏であった。純粋な青年将校が集まってきたのは、思想でもない、国防理論でもない、さらに言えば愛国精神の温度でもない。ひとえに斎藤瀏の人間のもつ空気ではないだろうか。逆賊と呼ぶもよし—歌人将軍・斎藤瀏の、もう一つの昭和維新史を辿る。
目次
- 「焦慮幾度か、思へば老齢七十余」—二・二六事件と斎藤瀏
- 宏遠なる志操
- 指揮官へのきざはし
- 日本の晩鐘が聞こえる
- 事件前夜へ
- 斎藤瀏と青年将校
- 運命の四日間
- 獄中の歌
- 斎藤瀏の人間觀察
- 歌人・斎藤瀏
- 短歌鑑賞の技術
- 斎藤史のかがやき
- 敬神尊皇とルサンチマン
- 瀏と史の晩年
「BOOKデータベース」 より