哲学の苑にて
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哲学の苑にて
晃洋書房, 2019.4
- タイトル読み
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テツガク ノ ソノ ニテ
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内容説明・目次
内容説明
二十代の終り、ドイツ留学中の処女論文で永劫回帰説の証明を試み、ドイツ哲学界の一角を揺るがせた著者(本文333頁参照)が哲学の苑を逍遙したその後四十年。
目次
- 第1部 文芸との間で(昭和四十五年十一月二十五日の死—西方からの或る追想;高井有一『真実の学校』;田中美和太郎著『人生論風に』の時代;プロトス)
- 第2部 西田幾多郎の哲学を巡って(老いて広まる世界—哲学者西田幾多郎の場合;ヴィタ・モルターリス;道—出会いの場所(一つの解釈学的試論);“山これやまといふなり”—西田哲学による、自己同一についてのもう一度の考察)
- 第3部 日本の国土自然を想うて(時空間表現としての国土自然—『菊と刀』の誤読を排す;日本の国土自然を想う—平成二十三年三月十一日の後で;日本の国土自然の非情について—「日本の国土自然を想う」への補遺)
- 第4部 ハイデガーの哲学に倣いて(生きものとしての実存または虚存;ハイデガーから道元へ—同一性の概念を橋として)
- 第5部 書評から展じて(池田善昭著『「哲学」のゆくえ』を読む;自然と歴史—西洋哲学から『江戸のダイナミズム』を読む)
- 付録
「BOOKデータベース」 より