日本銀行「失敗の本質」

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日本銀行「失敗の本質」

原真人著

(小学館新書, 343)

小学館, 2019.4

タイトル読み

ニホン ギンコウ シッパイ ノ ホンシツ

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注記

主な参考文献: p252-253

内容説明・目次

内容説明

黒田日銀はなぜ「誤算」の連続なのか?その疑問を解くヒントは、かつての日本軍の失敗研究にあった—。「異次元緩和」は真珠湾攻撃、「マイナス金利」はインパール作戦を彷彿とさせ、「枠組み変更」は沖縄戦に通じる。組織論の観点から見ても「あいまいな戦略目的」や「短期決戦志向」など両者は驚くべき相似をなす。だとすれば、異次元緩和とアベノミクスの行き着く先は「第2の敗戦」ではないのか—。朝日新聞編集委員による全く新しい日銀批判の書。

目次

  • 第1部 黒田日銀「迷走の軌跡」—「時系列」から考える相似(“開戦前夜”—あらかじめ定められた目標;失敗の発端(2012年12月)「主戦論」への転換(ノモンハン事件);奇襲(2013年4月)「異次元緩和」という名の宣戦布告(真珠湾攻撃) ほか)
  • 第2部 アベノミクス「失敗の本質」—「組織論」から考える相似(あいまいな戦略目的—「デフレ脱却」とは何か;短期志向の戦略立案—「2年で達成」と断じたインフレ目標;空気の支配・非科学的思考—「アベノミクスは成功」連呼 ほか)
  • 第3部 “平和な終戦”はありうるか—「誤算」続きの黒田日銀が残した教訓(迷走する経済政策;「第2の敗戦」へ;来たるべき“破局”の前に)

「BOOKデータベース」 より

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