ジョイスへの扉 : 『若き日の芸術家の肖像』を開く十二の鍵
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ジョイスへの扉 : 『若き日の芸術家の肖像』を開く十二の鍵
英宝社, 2019.3
- タイトル別名
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ジョイスへの扉 : 若き日の芸術家の肖像を開く十二の鍵
- タイトル読み
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ジョイス エノ トビラ : 『ワカキ ヒ ノ ゲイジュツカ ノ ショウゾウ』オ ヒラク 12 ノ カギ
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注記
文献: 論末
内容説明・目次
内容説明
19世紀末から20世紀初頭のアイルランドを舞台に、作者ジェイムズ・ジョイスの半生を描く自伝的教養小説『若き日の芸術家の肖像』は、ジョイスの文学世界に読者をいざなう「扉」である。「ジョイスへの扉」を新たに開く12の「鍵」を収めた論文集。
目次
- 『若き日の芸術家の肖像』の鳥表象と芸術家像の再考—イェイツとシェリー作品とのつながり
- クランリーの人物造形—親友ジョン・フランシス・バーンの肖像
- フィクションと伝記的事実から読み解くジョイスの階級意識—イエズス会、クリスチャン・ブラザーズ、移民
- スティーヴンと堕罪の甘美—もはや若くはない芸術家となるための
- 「心とは何か」を学ぶこと—『若き日の芸術家の肖像』と『ユリシーズ』におけるスティーヴンの母の祈り
- 『若き日の芸術家の肖像』—自伝と虚構・二つの顔を持つヤーヌス
- 傷ついたジャガイモ—『若き日の芸術家の肖像』の政治的無意識としてのアイルランド大飢饉
- 知識偏重なスティーヴンの失敗—身体と精神の連動と分離
- ジョイスを読むベケット—二人の少女の死とその語りについて
- ジョイスの“ベヒーモス”—『スティーヴン・ヒアロー』あるいは『若き生の断章』試論
- “O,he’ll remember all this when he grows up”:Joyes,Fenianism,and Memory
- Eduction:The ‘Jesuit’ Artist and the Speckled ‘Bard’
「BOOKデータベース」 より