カッコウが鳴くあの一瞬
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書誌事項
カッコウが鳴くあの一瞬
(白水Uブックス, 222 . 海外小説 : 永遠の本棚||カイガイ ショウセツ : エイエン ノ ホンダナ)
白水社, 2019.5
- タイトル別名
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布谷鳥叫的那一瞬間
- タイトル読み
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カッコウ ガ ナク アノ イッシュン
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注記
河出書房新社 1991年刊の再刊。付録として「残雪 : 夜の語り手「曠野の中」を読む」(『残雪 : 夜の語り手』 (河出書房新社, 1995) を収録
収録内容
- 阿梅 (アーメイ)、ある太陽の日の愁い = 阿梅在一個太陽天的愁思
- 霧 = 霧
- 雄牛 = 公牛
- カッコウが鳴くあの一瞬 = 布谷鳥叫的那一瞬間
- 曠野の中 = 曠野里
- 刺繍靴および袁四 (ユエンスー) ばあさんの煩悩 = 繍花鞋及袁四老娘的煩悩
- 天国の対話 = 天堂里的対話
- 素性の知れないふたり = 両個身世不明的人
- 毒蛇を飼う者 = 飼養毒蛇者
内容説明・目次
内容説明
わたしにはわかっている、カッコウがそっと三度鳴きさえすれば、すぐにも彼に逢えるのだ…“彼”を探して彷徨う女の心象風景を超現実的な手法で描く表題作。毎夜、部屋に飛び込んできて乱暴狼藉をはたらく隣の老婆の目的とは…「刺繍靴および袁四ばあさんの煩悩」ほか、夢の不思議さを綴る夜の語り手、残雪の初期短篇全9篇に、訳者による作家論「残雪—夜の語り手」を併録。
「BOOKデータベース」 より