マレーシアとシャリア : 憲法とイスラム法の現代的課題

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マレーシアとシャリア : 憲法とイスラム法の現代的課題

ザイヌル・リジャル・アブ・バカール, ヌルヒダヤ・ムハンマド・ハシム著 ; 岡野俊介訳

日本マレーシア協会 , 紀伊國屋書店 (発売), 2019.2

Other Title

Keistimewaan Islam dan undang-undang shariah di Malaysia

Title Transcription

マレーシア ト シャリア : ケンポウ ト イスラムホウ ノ ゲンダイテキ カダイ

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Description and Table of Contents

Description

「シャリア」の語源は、アッラーがその信奉者に対して課したルールや規則という意味である。専門的に解説すると、「シャリア」とはイスラム教の原典に著されたイスラムの教えに従って、一般的な問題や信仰に関する問題など、人生すべてに応用される規則となる。マフムッド・シャルトゥットの定義によると、ムスリムがどのように神、他のムスリムや非ムスリム、更には世界や人生と関係を築いていくかをアッラーが指し示したルールである。マレーシアにおいて、たとえイスラム教徒であっても、憲法とシャリアの関係について十分な知識がある人は少数である。本書は、シャリアやイスラム法に関心を持つ人を含む一般社会の人々が、マレーシアの法制度について理解を深めるための概説書として、広く読まれることを目的に出版されたものである。

Table of Contents

  • 第1部 マレーシア連邦憲法におけるシャリア(シャリアの語源;マレーシアはイスラム国家なのか;憲法におけるイスラム ほか)
  • 第2部 法制度と法廷(法改革;シャリア法廷と民事法廷;シャリア検事と宗教の執行 ほか)
  • 第3部 シャリアと社会(イスラム国家における非ムスリムの権利;「アッラー」の使用をめぐる論争;マレーシアへの愛 ほか)

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