ドキュメント皇室典範 : 宮沢俊義と高尾亮一
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書誌事項
ドキュメント皇室典範 : 宮沢俊義と高尾亮一
(幻冬舎新書, 557,
幻冬舎, 2019.5
- タイトル別名
-
皇室典範 : ドキュメント
- タイトル読み
-
ドキュメント コウシツ テンパン : ミヤザワ トシヨシ ト タカオ リョウイチ
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注記
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
1946(昭和21)年、毎日新聞が「日本国憲法草案」をスクープした瞬間、日本の憲法と皇室典範の受難は始まる。情報漏洩元は東大憲法学の権威・宮沢俊義(彼の弟が毎日の記者)。この一件がGHQを刺激し硬化させ「マッカーサー憲法」作成の契機となる。天皇条項には当初、天皇の身分の保障すらなかった。憲法の次は皇室典範だった。自らの公職追放を逃れるためGHQの意向に添わんとする宮沢と、天皇と皇室を守るため立ち上がる宮内省参事官・高尾亮一の壮絶な闘い。誰も書き得なかった皇室典範成立秘史、スクープ記録!
目次
- 第1部 わずか二日間で書かれた天皇条項(毎日にスクープされた憲法草案宮沢案が発火源;憲法の虜になったサイラス・ピーク;宿泊先の食堂で夕食をとっていると ほか)
- 第2部 天皇条項担当大臣、現場から退室(松本委員会の甲案と乙案;スクープ報道で漏れる;松本草案を知っていたマッカーサー ほか)
- 第3部 一参事官の双肩に懸かった皇室典範(手渡された真相はこうだ;周章狼狼教授、天皇退位論者に接触;“有名無実の憲法研究委員会”設置 ほか)
「BOOKデータベース」 より