江戸三〇〇年「普通の武士」はこう生きた : 図解版
著者
書誌事項
江戸三〇〇年「普通の武士」はこう生きた : 図解版
(ワニ文庫, 39310,
ベストセラーズ, 2011.4
- タイトル別名
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江戸300年普通の武士はこう生きた : 図解版
江戸三〇〇年「普通の武士」はこう生きた
- タイトル読み
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エド サンビャクネン フツウ ノ ブシ ワ コウ イキタ : ズカイバン
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注記
執筆分担と参考文献について: p282-285
内容説明・目次
内容説明
武士は格好のよい日本人の代名詞とされる。しかしながら—武士は立派だったとか、武士道は多くの武士によって実践されていたなどと、誤って語ることなかれ。現実の武士は、働きもしないのに威張り散らし、賄賂や役得などで利益を得ることに罪悪感を持たず、暇でやることがないわりには勉強もしない、「いざ鎌倉」の際には戦いに行くのに、その心がけも準備もしていないのが実態だった。本書は、時代小説や大河ドラマではめったにお目にかかれない、何の変哲もない平凡な武士の世界を紹介するものである。
目次
- サムライは美しい
- 「普通の武士」、その偽らざる姿
- 時代によって武士も大変身
- 武士の教育水準は低かった
- 藩と大名をめぐる常識を疑う
- 武士道どころでなかった下級武士の悲惨
- 出世すると苦しくなる武士の懐具合
- 諸々の行事を大事にする武士の生活
- サムライ・ファッションの美しさ
- 日本刀はなぜ神聖なのか
- 武士の立ち居振る舞いを見習うには
- 新渡戸「武士道」の外国人向け安直さ
- サムライとは禅の心を体現した武人
「BOOKデータベース」 より