病む、生きる、身体の歴史 : 近代病理学の哲学
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病む、生きる、身体の歴史 : 近代病理学の哲学
青土社, 2019.6
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病む生きる身体の歴史 : 近代病理学の哲学
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ヤム、イキル、シンタイ ノ レキシ : キンダイ ビョウリガク ノ テツガク
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Description and Table of Contents
Description
科学者たちは顕微鏡のなかの小さな生きものを、どのように病原菌としてとらえたのか。近代は病いについていかなる言葉で語ってきたか。微生物の発見。ワインの味。臨床医学の誕生。エイズとその隠喩。「らい」と戦後日本。疲弊と回復—。病いとその表象の向こう側にある、生きているわたしたちの歴史。
Table of Contents
- 1 身体を切る・開く(血液循環論と心臓—近代医学の身体;顕微鏡が変えた世界の見方—人体のうちとそと;一九〇〇年的臨床身体・試論;一九世紀の果実、二〇世紀の種子—パストゥールについて)
- 2 病むことの意味・価値(誰もひとりではない、貧しいものはなおさら—フーコー『臨床医学の誕生』を読む;隠喩と科学の歴史—感染症と二〇世紀;疲れの病理学—P・ジャネにおける「病気」と「治療」;病いに別れを告げる—「らい」と日本社会の戦後)
- 3 生をとらえる・もとめる(“科学”と「信じられない事柄」;自生するものについて—アメリカ、二〇世紀をめぐる試論;臨界・生成・「われわれ」の知—「微細な生」をめぐって;生きているものをとらえる難しさ)
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