書誌事項

東アジア遭遇する知と日本 : トランスナショナルな思想史の試み

桂島宣弘 [ほか] 編

文理閣, 2019.5

タイトル読み

ヒガシアジア ソウグウ スル チ ト ニホン : トランスナショナル ナ シソウシ ノ ココロミ

注記

その他の編者: 長志珠絵, 金津日出美, 沈煕燦

内容説明・目次

目次

  • 第1部 総論(“東アジア”—どのようにみるべきか、どのように作っていくべきか;ライシャワー(Edwin O.Reischauer)と戦後アメリカの地域研究—韓国学の位置を考える;グローバル時代における哲学言説と人文学;近代中国知識人の「東方」—晩年梁啓超の思想的転回を例に)
  • 第2部 近世思想史研究の新視点(十八世紀中期の儒学研究と明代学術の受容;近世日本の儒教儀礼と儒者—「東アジア思想史」のための試論的考察;前期水戸学における神器論の波紋—栗山潜鋒の諸言表をめぐって;十八世紀対馬における「藩」言説—朝鮮における対馬「藩屏」認識言説との交錯を通じて;吉益東洞の医学思想の再検討—「万病一毒」論を中心に)
  • 第3部 変容する知と移動(京城帝国大学法文学部の哲学関連講座をめぐる問題提起—帝国大学との関連性を重視して;近代歴史学と脱植民地主義—植民地朝鮮における「正史」編纂の試み;史料蒐集と“植民地”—『朝鮮史』史料採訪「復命書」を中心に;近代沖縄の内地修学旅行記録を読む—一九一〇年『三府十六県巡覧期』について;須永元をめぐる朝鮮人亡命者支援—甲甲政変関係者について)
  • 第4部 宗教/知識/権力(一九二〇年代後半における「如来教」の“創出”—石橋智信の研究から;植民地期朝鮮キリスト教会の「自立」をめぐる諸相—一九三〇年代の神社参拝拒否問題と「自立」;植民地朝鮮の新宗教と日本仏教—新都内の真宗同朋教会と金銅大道を中心に;「民族心理(学)」と植民統治権力の弁証—東郷実小論;戦後京都における国民教育論の展開と「丹後の教育」の発見)

「BOOKデータベース」 より

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