歎異抄 : 仏にわが身をゆだねよ
著者
書誌事項
歎異抄 : 仏にわが身をゆだねよ
(NHK「100分de名著」ブックス)
NHK出版, 2019.5
- タイトル別名
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Tannishō
- タイトル読み
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タンニショウ : ホトケ ニ ワガミ オ ユダネヨ
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注記
「NHK100分de名著」において、2016年4月および2017年10月に放送された「歎異抄」のテキストを底本として一部加筆・修正し、新たにブックス特別章「さらに深く親鸞思想を知る」や、読書案内を収載したもの
親鸞略年譜: p [13]
読書案内: 146-151
内容説明・目次
内容説明
親鸞が『歎異抄』で語る教えは、「悪人正機」「愚者になりて往生す」に代表されるように、逆説に満ちた革新的なものである。それゆえに、市井人だけでなく、近代日本の多くの知識人を魅了してきた。『歎異抄』に収められた親鸞の言葉と、矛盾と苦悩に満ちたその生き方を俯瞰することで、現代を生きる私たちへのヒントを探る一冊。
目次
- はじめに 絶対絶命のときに浮き上がる言葉
- 第1章 人間の影を見つめて(『歎異抄』の謎;信心のない者には読ませるな ほか)
- 第2章 悪人こそが救われる!(親鸞思想の最大の逆説「悪人正機説」;念仏は阿弥陀仏のはたらきである ほか)
- 第3章 迷いと救いの間で(異義を正す「歎異篇」;「造悪無礎」と「専修賢善」 ほか)
- 第4章 人間にとって宗教とは何か(「信心」は一つである;「大切の証文」とは何か ほか)
- ブックス特別章 さらに深く親鸞思想を知る(師・法然とのかかわり;よきひと(法然)の仰せ ほか)
- 読書案内
「BOOKデータベース」 より