子ども問題の本棚から : 子ども理解の名著25冊を読み解く
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子ども問題の本棚から : 子ども理解の名著25冊を読み解く
黎明書房, 2019.5
- タイトル読み
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コドモ モンダイ ノ ホンダナ カラ : コドモ リカイ ノ メイチョ 25サツ オ ヨミトク
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内容説明・目次
内容説明
子ども問題に精通する著者が、古今東西の二五冊の子ども理解の名著を読み解きながら、子どもが抱える様々な問題を独自の視点で解明する。
目次
- 1 欧米の古典に見る子ども像—子どもに「子どもの時」を持たせたい(「小さな大人」でない子どもの姿もあったのではないか—P・アリエス『“子供”の誕生』一九六〇年;「児童の世紀」が未だ来ていない日本—エレン・ケイ『児童の世紀』一九〇〇年 ほか)
- 2 子どもたちにとっての昭和—昭和の子どもは貧しかった(ボトムアップ型学校改革の優れた実践—平野婦美子『女教師の記録』一九四〇年;波乱の人生の出発点—豊田正子『綴方教室』一九三七年 ほか)
- 3 子どもの暮らしをたどる—土着の養育文化を振り返る(現在に示唆を与える子どもの遊びを肯定した儒学者—貝原益軒『和俗童子訓』一七一〇年;女性史研究の必須文献—江馬三枝子『飛騨の女たち』一九四二年 ほか)
- 4 新教育運動に見る子ども像—児童中心主義を提起した新教育運動(子どもの自由を尊重する教育は社会的に成立する—A・S・ニール『問題の教師』一九三九年;小学生は日本に適応したか—子安美智子『ミュンヘンの小学生』一九七五年 ほか)
- 5 子どもたちの現在—子どもの姿が見えない放課後の町(「現代っ子」は、阿部の理想像か—阿部進『現代子ども気質』一九六一年;障害児の活躍は、日本社会の柔軟性のバロメーター—乙武洋匡『五体不満足』一九九八年 ほか)
「BOOKデータベース」 より