原発に挑んだ裁判官

著者

書誌事項

原発に挑んだ裁判官

磯村健太郎, 山口栄二著

(朝日文庫, [い92-1])

朝日新聞出版, 2019.6

タイトル別名

原発と裁判官 : なぜ司法は「メルトダウン」を許したのか

タイトル読み

ゲンパツ ニ イドンダ サイバンカン

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注記

「原発と裁判官--なぜ司法は「メルトダウン」を許したのか」 (2013年刊) の増補改訂版

シリーズ番号はブックジャケットによる

主な参考文献: 巻末pxiii-xiv

内容説明・目次

内容説明

元裁判官たちが自らかかわった原発訴訟について初めて語る。葛藤しながら下した判断の背景には何があったのか。3・11後、初の運転差止を命じた福井地裁の元裁判長の新証言も。『原発と裁判官』(平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞)に大幅加筆。

目次

  • 第1部 住民側、勝訴(“三・一一後”「専門訴訟ではない。良識と理性の問題だ」—関西電力・大飯原発三、四号機訴訟 一審裁判長 樋口英明さんの証言;“三・一一前”「真冬なのに体中から汗が噴き出した」—北陸電力・志賀原発二号機訴訟 一審裁判長 井戸謙一さんの証言;「国策でも遠慮するつもりはなかった」—動燃・もんじゅ訴訟 二審裁判長 川崎和夫さんの証言)
  • 第2部 葛藤する裁判官たち(科学技術論争の壁「メルトダウンまで踏み込めなかった」—関西電力・高浜原発二号機訴訟 一審裁判長 海保寛さんの証言;証拠の壁「強制力なければ、電力会社は情報を出さない」—東北電力・女川原発一・二号機訴訟 一審裁判長 塚原朋一さんの証言;経営判断の原則という壁 「東電のチェック体制を信頼しすぎた」—東京電力・福島第二原発三号機訴訟 二審裁判長 鬼頭季郎さんの証言;心理的重圧の壁「だれしも人事でいじわるされたくはない」—東京電力・柏崎刈羽原発第一号機訴訟 一審裁判官 西野喜一さんの証言)
  • 第3部 変わらない司法、変わる司法(最高裁「奥の院」で何が起こったのか;原発訴訟のゆくえ)

「BOOKデータベース」 より

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