哺乳類の卵 : 発生学の父、フォン・ベーアの生涯
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哺乳類の卵 : 発生学の父、フォン・ベーアの生涯
工作舎, 2019.5
- タイトル別名
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哺乳類の卵 : 発生学の父フォンベーアの生涯
- タイトル読み
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ホニュウルイ ノ タマゴ : ハッセイガク ノ チチ フォン ベーア ノ ショウガイ
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
現代の生殖医療では、人工授精などで人間の卵子を取り扱うことが日常的に行われている。しかし、ここに至るまでには発生学の長い歴史があった。そもそも哺乳類の卵というものが知られるようになったのは、わずか二〇〇年ほど前のこと。その発見者こそが、カール・エルンスト・フォン・ベーア(Karl Ernst von Baer:1792‐1876)であり、近代発生学の始祖と言ってよい人物である。『種の起源』でも、ダーウィンが尊敬をこめて言及している。再生医療や進化発生学の原点を創出したベーアは、現代においてこそ、もっとも注目されるべき科学者の一人である。
目次
- デリンガー教授との出会い
- ロシア生まれのドイツ人
- 子供時代
- 高等学校時代
- ドルパト大学時代
- 大学卒業と遍歴修業の旅
- デリンガー教授をめぐって
- ヴュルツブルク大学—パンダーと発生の研究
- ベルリン大学と帰郷
- ケーニヒスベルク大学—はじめの数年間
- 発生の研究
- 哺乳類の卵の発見
- ブルダッハとの不和と主著の出版
- ケーニヒスベルク大学—ドイツを去るまでの数年間
- ペテルブルク科学アカデミー—ロシアでのベーア
- 晩年および進化論について
- 現代に続くベーアの仕事
「BOOKデータベース」 より