近世仏教の教説と教化
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書誌事項
近世仏教の教説と教化
(日本仏教史研究叢書)
法藏館, 2019.6
- タイトル読み
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キンセイ ブッキョウ ノ キョウセツ ト キョウケ
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内容説明・目次
内容説明
近世期、学寮が設立されて教学が整備されるとともに、僧侶の教化や書物を介して仏教の知識が社会に浸透した。一方、教学の解釈をめぐって、宗派内外で教学論争が発生し、時に幕藩領主の介入を招くこともあった。本書はこれらの問題に着目して、近世日本の政治・社会構造や幕藩領主から民衆に至る諸階層の意識・思想の特質を総合的に解明する。
目次
- 近世宗教史研究の成果と課題
- 第1部 教学論争と教学統制(羽州公巌の事件と教学統制;教学論争と藩権力—尾張五僧の事件を事例に;教学論争と民衆教化—加賀安心争論を事例に)
- 第2部 教化の担い手と取り締まり(教化をめぐる取り締まりの構造と展開;“俗人”の教化と真宗教団)
- 第3部 文字化された教え(近世の講録流通;問答体講録について)
- 成果と課題
「BOOKデータベース」 より