奪われたクリムト : マリアが『黄金のアデーレ』を取り戻すまで

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奪われたクリムト : マリアが『黄金のアデーレ』を取り戻すまで

エリザベート・ザントマン著 ; 永井潤子, 浜田和子訳

梨の木舎, 2019.4

タイトル別名

Der gestohlene Klimt : wie sich Maria Altmann die Goldene Adele zurückholte

奪われたクリムト : マリアが黄金のアデーレを取り戻すまで

タイトル読み

ウバワレタ クリムト : マリア ガ『オウゴン ノ アデーレ』オ トリモドス マデ

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内容説明・目次

内容説明

グスタフ・クリムトの『黄金のアデーレ』をめぐる物語である。20世紀の美術品をめぐる最大のスキャンダルであり、同時にナチスによって奪われた美術品の返還をめぐる最もセンセーショナルなケースである。ドイツ紙「フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング」絶賛。

目次

  • マリア
  • アデーレ叔母さん、クリムトと「ウィーン・モデルネ」
  • ラヴェンナとウィーンの間で—クリムトの黄金の勝利
  • 賞賛と嘲笑
  • ブロッホ=バウアー夫妻のクリムト・コレクション
  • 1918年以後のウィーンとアデーレの死
  • アデーレの遺言書
  • マリアの結婚
  • 近づく破局
  • 屈尋と財産没収
  • 逮捕、略奪と脅し
  • 財産の抵当としてのフリッツ・アルトマン
  • 勝手な収奪と捏造された脱税容疑
  • 最後の瞬間に、オランダ経由でイギリスからアメリカに亡命
  • 大規模な闇取引と財産の強制整理
  • 滞在許容許可証を得てスイスに亡命
  • 良かったのはお天気だけだった。アメリカでの新しい生活
  • 1945年以後は皆が「犠牲者」だった。追随者も加害者も
  • 奪われた絵を探して
  • 強制された贈与、捻じ曲げられた真実と恐喝
  • 権利があるということは、権利を手に入れることと同じではない
  • 歴史を正す労多き試み
  • 大いなる失望
  • マリア・アルトマン対オーストリア国家
  • 最高裁判所が判決を下す
  • 重大な決定
  • ランドル・シェーンベルクへのインタビュー(エリザベート・ザントマン)

「BOOKデータベース」 より

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