国民皆兵とドイツ帝国 : 一般兵役義務と軍事言説1871〜1914

書誌事項

国民皆兵とドイツ帝国 : 一般兵役義務と軍事言説1871〜1914

中島浩貴著

彩流社, 2019.5

タイトル別名

Das "Volk in Waffen" und das deutsche Kaiserreich : allgemeine Wehrpflicht und Militärdiskurs 1871-1914

国民皆兵とドイツ帝国 : 一般兵役義務と軍事言説1871-1914

タイトル読み

コクミン カイヘイ ト ドイツ テイコク : イッパン ヘイエキ ギム ト グンジ ゲンセツ 1871 1914

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注記

参考文献: 巻末p43-56

早稲田大学大学院教育学研究科に提出した博士学位論文「ドイツ第二帝政期における一般兵役義務と軍事言説 1871-1914」をもとにし、修正を加えたもの・・・あとがきより

内容説明・目次

内容説明

ドイツ帝国創成の軍事力を支えたものが一般兵役義務であったが、本書では国民皆兵に伴う社会的な繋がりによって形成された様々な言説についてドイツ帝国内におけるその位置と変化を検討する。

目次

  • ドイツ第二帝政期における一般兵役義務言説
  • 第1部 ドイツ統一戦争直後の一般兵役義務言説(義務・平等・安定—ドイツ統一戦争直後の帝国議会における一般兵役義務言説;比較のなかの軍隊—独仏戦争後の一般兵役義務とその正当化)
  • 第2部 軍事テクノクラートの思考様式と軍事言説の急進化(軍事テクノクラートの世界内におけるフォルクスクリークと兵力動員—クラウゼヴィッツ『戦争論』を手掛かりに;「外敵」への対応と戦史叙述の政治化—コルマール・フォン・デア・ゴルツを中心に;「国内の敵」と「外敵」に対する二正面戦略—一般兵役義務をめぐる言説の転換と軍事雑誌上の言説の急進化;「外敵」に対する生存競争の道具としての精神—フリードリヒ・フォン・ベルンハルディを中心に)
  • 補論 軍事的オリエンタリズム—ドイツ帝国における一般兵役義務と東洋言説

「BOOKデータベース」 より

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