日本人は「やめる練習」がたりてない

書誌事項

日本人は「やめる練習」がたりてない

野本響子著

(集英社新書, 0981B)

集英社, 2019.6

タイトル別名

日本人はやめる練習がたりてない

タイトル読み

ニホンジン ワ ヤメル レンシュウ ガ タリテナイ

大学図書館所蔵 件 / 70

内容説明・目次

内容説明

二〇一八年六月、「多くのひとは辞める練習が足りてない」というツイートが数万回もリツイートされ話題になった。その反響が浮き彫りにしたのは「日本にはやめられなくて苦しんでいる人がたくさんいる」ということ。いじめ、自殺、ハラスメント…日本のこれらの問題は「やめられない」「逃げ場がない」ことが深刻化の原因だ。一方、このツイートをした著者の住むマレーシアは「仕事や学校が嫌ならすぐやめる」人も多く、それでも社会は回っている。多様性にあふれ、怒る人が少ない寛容な“ゆるい”国に今、日本から移住・留学する人が増えている。マレーシア人の考え方、驚きの教育制度など、日本とは別の世界を紹介する。

目次

  • 第1章 私がマレーシアに惹かれたわけ(勉強する意味がわからなかった中・高時代;弁護士になろうと法学部へ進み、オーケストラに明け暮れた大学生活 ほか)
  • 第2章 辞める練習をする人々(知り合いが一人もいない場所に住む;マレーシアにインターナショナル・スクールが多い理由 ほか)
  • 第3章 寛容な社会は居心地がいい(自販機で小銭がない人を見たらお金をあげる人が96%;「見知らぬ人」に親切なマレーシア人 ほか)
  • 第4章 ゆるい国で身につく「ざっくり動く」力(マレーシアで学んだ学生が重宝される理由;二重駐車されたら押して動かせばいい ほか)
  • 第5章 みんながグローバルになる必要はない(「何者か」になる必要はあるのか;一度は自分で選択し、自分で生きてみる ほか)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ