越境するアジア : 戦争・文学・女性
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書誌事項
越境するアジア : 戦争・文学・女性
（科学研究費補助金(基盤研究C)研究成果報告書）
東京学芸大学, 2018.12
- タイトル別名
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越境するアジア : 戦争文学女性
- タイトル読み
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エッキョウ スル アジア : センソウ ブンガク ジョセイ
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注記
この報告書は, 科学研究費補助金(基盤研究C)「アジアの植民地を訪れた日本人の紀行文に関する基礎的研究」(平成23年度-平成32年度)のうち, 平成29年度から平成30年度にかけて実施した事業によって得られた成果を中心に, ひとまずここにまとめておくことにしたもの
内容: 特集 帝国日本が歩んだ足跡(講演「エドナ夫人の写真コレクション」-シンポジウム戦争と言説「戦争と慰霊」), 特集 アジア文学交流史を考える : 植民地後/植民地前(講演「植民地文学研究の開拓者・尾崎秀樹」-講評「今日の講演を聞いて」), 特集 越境するアジアの文学と教育(論文「モンゴル族のホウーリン・ウリゲルの現状と課題」-論文「伝統・古典を再現する家庭劇」), 特集 旅する女性の紀行文(「イザベラ・バード『朝鮮奥地紀行』」-「井上ひさし『太鼓たたいて笛吹いて』」)
奥付に「75部」とあり
収録内容
- エドナ夫人の写真コレクション : 日米野球交流の真実 / 錦仁 [執筆]
- 従軍画家の描いた絵画 / 石井正己 [執筆]
- 内地在住「半島同胞」という「銃後」 : 銃後美談と総力戦 / 重信幸彦 [執筆]
- 戦蹟という風景 / 野村典彦 [執筆]
- 戦争と慰霊 : 「興亜観音」から「殉国七士廟」まで / 金容儀 [執筆]
- 植民地文学研究の開拓者・尾崎秀樹 / 石井正己[執筆]
- 海峡を越えるテキスト : 韓国の「忠臣蔵」と日本の「春香伝」 / 金容儀 [執筆]
- 近世期韓日恋愛小説の展開と仏教 : 『九雲夢』と『好色一代男』を中心に / 鄭灐 [執筆]
- 今日の講演を聞いて / 韓正美 [執筆]
- モンゴル族のホウーリン・ウリゲルの現状と課題 / 蒙古貞夫 [執筆]
- 張謇の日本での教育視察 / 劉佳 [執筆]
- 伝統・古典を再現する家庭劇 : 小説『野の花』の滬劇化 / 張玉 [執筆]
- イザベラ・バード『朝鮮奥地紀行』 / 石井正己 [執筆]
- 女性作家が書いた植民地 : 林芙美子の見た中国 / 石井正己 [執筆]
- 井上ひさし『太鼓たたいて笛吹いて』 / 石井正己 [執筆]