日本敵討ち集成
著者
書誌事項
日本敵討ち集成
(角川文庫, 21177,
KADOKAWA, 2018.9
- タイトル読み
-
ニホン カタキウチ シュウセイ
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注記
ブックジャケットのシリーズ番号: 時-は60-2
内容説明・目次
内容説明
“日本の敵討ちは単なる報復ならず、独自の“格”を遂に備えるに至った”(序文より)神武天皇、源頼朝、曾我兄弟、渡部数馬・荒木又右衛門、石井源蔵・半蔵、大石内蔵助…。日本の歴史上の敵討ちを、膨大な資料を繙き、丹念に書き起こした未発表草稿370余篇。その中から、弟子だった伊東昌輝が代表的な敵討ち27篇を厳選。股旅物で日本人の心を打ち、後の作家に多大な影響を与えた時代小説の巨星、50年ぶり幻の新作!
目次
- 兄五瀬命の報復に長髄彦を討ち滅ぼす神武天皇
- 安康天皇を父の讐と弑して眉輪の王子焚死す
- 顕宗天皇、御陵(雄略天皇)に報復を命じて止む
- 「天道の許し給うと聞く」上総の小侍の敵討ち
- 勢至丸(法然)、父の敵明石源内の額に矢を立つ
- 謡曲『西寂』の材料は河野四郎通信の父の敵討ち
- 頼朝、父(義朝)を殺したる長田父子を土磔にす
- 次郎丸兄弟、放下僧に扮し父の敵を瀬戸に討つ
- 富士の裾野の狩野に曾我兄弟、工藤祐経を討つ
- 十三歳の六次郎、親兄弟七人を殺せる賊を討つ〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より