デフォルメ鏡 : 認知症者のもう一つの生き方
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デフォルメ鏡 : 認知症者のもう一つの生き方
石風社, 2019.2
- タイトル読み
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デフォルメカガミ : ニンチショウシャ ノ モウ ヒトツ ノ イキカタ
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内容説明・目次
内容説明
認知症に対しては、科学的・医学的に究明する立場と、人間主義やノーマライゼイションの立場が主流であり、そこには、なお、認知症者と非認知症者という対立的関係が潜在している。著者は、認知症者と非認知症者の間の差異ではなく、その共通性の認識から認知症者を理解することによって、対立関係を最小化する第3の視点を模索してきた。このような視点から認知症者の言動に接すると、人間の埋もれている、生きる原理さえ垣間見えるようでもある。この視点には、認知症を患いながらも生きる人である“認知症者”を通して、人間のもうひとつの姿が映し出されている。
目次
- 認知症のもう一つの理解
- 症状を活かす
- 症状の意味
- 認知症者による集団力動
- 認知症の病型を活かす—4つの病型からのヒント
- 認知症者から学ぶもの
- 認知症者による表現
- 認知症の治療イメージ
- 私の認知症高齢者への態度
- インタビュー ありのままに生きる認知症者
- 追録 災害と認知症者
「BOOKデータベース」 より