方形の円 : 偽説・都市生成論
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書誌事項
方形の円 : 偽説・都市生成論
(海外文学セレクション)
東京創元社, 2019.6
- タイトル別名
-
Cuadratura cercului : fals tratat de urbogonie
方形の円 : 偽説都市生成論
- タイトル読み
-
ホウケイ ノ エン : ギセツ トシ セイセイロン
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内容説明・目次
内容説明
戦火、崩壊と再建、そして無人化と再定住を数えること7×7=49回にわたり繰り返した、数万の暗い部屋を持つアーチ状の7層のフロアからなる、ミツバチの巣のような外観をしたバビロンならぬヴァヴィロン(格差市)。地上を縦横に踏破し、あらゆる信仰とあらゆる都市を見知った人々が理想都市を建てるにふさわしい地を求めてさまよう中で、一瞬だけ地平線に見出したアラパバード(憧憬市)。起点も終点もなく、天上と地下に永遠に続いていく超巨大建築都市ヴァーティシティ(垂直市)…。カルヴィーノ『見えない都市』と同時期に構想され、SFとファンタジーの女王アーシュラ・K・ル=グインが愛し自ら英訳を手がけた、ルーマニアの鬼才が描く想像上の都市についての36編。
「BOOKデータベース」 より