アサイラム・ピース
著者
書誌事項
アサイラム・ピース
(ちくま文庫, [か-67-2])
筑摩書房, 2019.7
- タイトル別名
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Asylum piece and other stories
アサイラムピース
- タイトル読み
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アサイラム・ピース
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注記
原著 (1940) の翻訳
国書刊行会2013年刊の文庫化
アンナ・カヴァン作品リスト: p229-232
叢書番号はブックジャケットによる
収録内容
- 母斑 (あざ) = The birthmark
- 上の世界へ = Going up in the world
- 敵 = The enemy
- 変容する家 = A changed situation
- 鳥 = The birds
- 不満の表明 = Airing a grievance
- いまひとつの失敗 = Just another failure
- 召喚 = The summons
- 夜に = At night
- 不愉快な警告 = An unpleasant reminder
- 頭の中の機械 = Machines in the head
- アサイラム・ピース = Asylum piece
- 終わりはもうそこに = The end in sight
- 終わりはない = There is no end
内容説明・目次
内容説明
城の地下牢に囚われた女、名前も顔も知らないがこの世界のどこかに存在する絶対の敵、いつ終わるとも知れぬ裁判、頭の中の機械、精神療養所のテラスで人形劇じみた場面を演じる人々…。自身の入院体験にもとづく表題作をはじめ、出口なしの閉塞感と絶対の孤独、謎と不条理に満ちた世界を先鋭的なスタイルで描き、作家アンナ・カヴァンの誕生を告げた最初の傑作。
「BOOKデータベース」 より