異邦の香り : ネルヴァル『東方紀行』論
著者
書誌事項
異邦の香り : ネルヴァル『東方紀行』論
(講談社文芸文庫, [のH1])
講談社, 2019.7
- タイトル別名
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異邦の香り : ネルヴァル東方紀行論
- タイトル読み
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イホウ ノ カオリ : ネルヴァル『トウホウ キコウ』ロン
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注記
講談社2010年4月刊を底本とし、巻末に「ネルヴァルと夢の書物 : 東京大学文学部最終講義」を加えたもの
叢書番号はブックジャケットによる
参考文献/注: p430-473
参考文献: p510-512
収録内容
- ネルヴァルと夢の書物 : 東京大学文学部最終講義
内容説明・目次
内容説明
ウィーン、カイロ、シリアを経てコンスタンチノープルへ。『東方紀行』は異国への憧憬と幻想に彩られながら、オリエンタリズムの批判者サイードにさえ愛された、遊歩者ネルヴァルの面目躍如たる旅行記であった。四十代で縊死、時を経てプルースト、ブルトンらにより再評価された十九世紀ロマン派詩人の魅力をみずみずしい筆致で描く傑作評論。読売文学賞受賞。
目次
- 遊歩への誘い
- 旅人が名前を失うとき
- 女の都
- 女神の島
- 迷路の中へ
- 逆説と真理
- 奇想のピラミッド
- レバノンの一角獣
- 惑乱するカリフ
- 夢の波
- 地底世界とフロイト
- 幻想的家系図
- 寛容の帝国
- 蕩児の帰還
- 夜の果てへの旅
「BOOKデータベース」 より