足利義政と東山文化 : カラー版
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書誌事項
足利義政と東山文化 : カラー版
(新・人と歴史拡大版, 34)
清水書院, 2019.5
- タイトル読み
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アシカガ ヨシマサ ト ヒガシヤマ ブンカ : カラーバン
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注記
「人と歴史」シリーズの『足利義政』(1972年刊), 「清水新書」の『足利義政と東山文化』(1984年刊)に表記や仮名遣い等一部を改め, 掲載図版をカラーにして, 復刊したもの
足利義政年譜: p215-219
参考文献: p220-221
内容説明・目次
内容説明
独裁者の父は暗殺され、兄は早逝した。社会が大きく変動して武断の将軍が求められている時期に、文の人足利義政は幼少にして権威の座につくという運命にあった。応仁・文明の大乱の責任もその一半は義政にあり、かれの政治は失敗の連続であったが、乱後の京都の復興と、東山山荘での幽玄・枯淡なかれの文化生活は、興隆期の地方武士や庶民に大きな刺激を与え、芸能文化の基調となった。足利義政に関する著書が少ないなかで、本書では義政の全体像をとらえ、さらに東山文化とその担い手たちの姿を、豊富なカラー図版を掲載しながら描いたものである。
目次
- 1 激動の谷間(独裁者の子;嵐の前の長禄・寛正期;盛り上がる社会意識)
- 2 応仁の乱(細川勝元と山名宗全;猛将と足軽;乱後の復興)
- 3 東山文化(東山山荘の生活;東山文化の担い手)
「BOOKデータベース」 より