労働者の味方をやめた世界の左派政党
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労働者の味方をやめた世界の左派政党
(PHP新書, 1193)
PHP研究所, 2019.7
- タイトル読み
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ロウドウシャ ノ ミカタ オ ヤメタ セカイ ノ サハ セイトウ
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注記
参考文献: p237-238
内容説明・目次
内容説明
フランスでの燃料税増税への反対デモ「黄色いベスト運動」のように、いま世界中で政治への不満が高まっている。その背景として、世界の政党の大きな変容が挙げられる。かつて左派といえば、労働者の権利を守る集団だった。だが現在の左派政党は労働者の味方であることをやめ、エリートのための政党に変容している。折しも日本でも現在、消費税増税と移民受け入れという労働者の賃金と消費を下げる政策が進行中だ。この絶望を回避する道はあるのか?『21世紀の資本』の著者トマ・ピケティの政治分析をヒントに、21世紀の労働者を救う道を探る。
目次
- 第1章 ピケティの政治分析から見た政党の変質
- 第2章 「弱者」のための政党が消えた日本
- 第3章 移民の政治経済学
- 第4章 マクロン大統領とフランスの危機
- 第5章 ブレグジットとイギリスの行方
- 第6章 アメリカ二大政党の将来を読む
- 第7章 EU難民問題—日本への教訓
「BOOKデータベース」 より