表象天皇制論講義 : 皇族・地域・メディア

書誌事項

表象天皇制論講義 : 皇族・地域・メディア

茂木謙之介著

白澤社 , 現代書館 (発売), 2019.6

タイトル別名

表象天皇制論講義 : 皇族地域メディア

表象天皇制論 : 講義

タイトル読み

ヒョウショウ テンノウセイロン コウギ : コウゾク・チイキ・メディア

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参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

方法としての表象文化史を駆使した明快な天皇(制)論講義。本書は天皇だけではなく天皇の血統のスペアとしての皇族に着眼。中央政界での皇族の姿だけでなく、津軽、宮城、秩父など地域社会における表象に中央の規範からの逸脱を指摘。さらに法維持暴力(ベンヤミン)の視点から、幕末から戦前、戦中、戦後を経て、平成のサブカルチャーまで、メディアにおける天皇・皇族表象を読み解き、表象の集積体としての天皇(制)に迫る。

目次

  • 序章 表象の集積体としての天皇(制)—方法と視座
  • 第1章 天皇像の近世・近代・戦後
  • 第2章 近代天皇像の形成と維持
  • 第3章 行幸啓・「御成」という契機
  • 第4章 “御真影”という装置
  • 第5章 検閲というシステム
  • 第6章 大衆社会とメディア消費—戦前戦中期メディアのなかの皇族表象
  • 第7章 僻地と国民国家—戦前期秩父における秩父宮の表象
  • 第8章 危機と奇跡—天皇・皇族の「瑞祥」言説
  • 第9章 “人間天皇”とその周辺—戦後皇族表象の連続性
  • 第10章 弱者と超越性—現代における天皇(制)表象

「BOOKデータベース」 より

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