思いやりの経済学 : ダライ・ラマ14世と先端科学、経済学者たち
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書誌事項
思いやりの経済学 : ダライ・ラマ14世と先端科学、経済学者たち
(Kakuichi institute holistic study series)
ぷねうま舎, 2019.6
- タイトル別名
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Caring economics : a conversation between the Dalai Lama, economics, social entrepreneurs and business leaders
Caring economics
思いやりの経済学 : ダライラマ14世と先端科学経済学者たち
- タイトル読み
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オモイヤリ ノ ケイザイガク : ダライ・ラマ 14セイ ト センタン カガク、ケイザイ ガクシャ タチ
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内容説明・目次
内容説明
利他、慈悲、思いやりを行動原則とする、ケアする経済学。他者を思いやり、社会に幸福をもたらすことに基盤を置く経済倫理は、果たして成り立つのか。ダライ・ラマ一四世と、脳科学、神経科学、霊長類学、人類学、そして経済学と経営学まで、今日の先端に立つ科学者たちが対話する。グローバリゼーションのもと、格差の拡大とポピュリズムが浸透したこの世界に、コンパッション(共苦)に根をもつ行動原理と規範を打ち立てるために。脳の神経組織からマイクロファイナンスまで、競争原理を超える人間像と社会像を提示する。
目次
- 序 思いやりの経済学に向けて
- 1 利他と向社会的行動に関する科学的研究(利己‐利他論争—心理学的視点から;共感と内受容性皮質;コンパッションの神経基盤;利他に関する仏教的観点;生存のための生物学的要求—利他再考)
- 2 利他と向社会的行動に関する経済学的研究(社会的ジレンマ実験;仏教経済学事始め;幸福の経済学;利他的懲罰と公共財の創出)
- 3 経済システムへの向社会性の導入(目的のある利益;マイクロファイナンスは何を為しうるか?;ベアフット・カレッジ;コンパッションに満ちたリーダーシップ)
- 結語 コンパッションは贅沢品ではない
「BOOKデータベース」 より