人生の踏絵
著者
書誌事項
人生の踏絵
(新潮文庫, 11153,
新潮社, 2019.8
- タイトル読み
-
ジンセイ ノ フミエ
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注記
単行本: 2017年刊
内容説明・目次
内容説明
もっと、人生を強く抱きしめなさい—。私たち一人ひとりが、それぞれの“踏絵”を持って生きている。キリスト教禁教の時代に踏絵に足をかけ、誰に語られることもなく歴史の中へ葬り去られた弱き人々に声を与え、その存在を甦らせた不朽の名作『沈黙』の創作秘話をはじめ、海外小説から読み解く文学と宗教、愛と憐れみ、そして人生の機微と奥深さを縦横に語った、時代を超える名講演録。
目次
- 人生にも踏絵があるのだから—『沈黙』が出来るまで
- 文学と宗教の谷間から(交響楽を鳴らしてくれるのが宗教;人が微笑する時;憐憫という業;肉欲という登山口;聖女としてではなく;あの無力な男)
- 強虫と弱虫が出合うところ—『沈黙』から『侍』へ
- 本当の「私」を求めて
「BOOKデータベース」 より