帰去来 : 太宰治私小説集
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書誌事項
帰去来 : 太宰治私小説集
(P+D books)
小学館, 2019.6
- タイトル読み
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キキョライ : ダザイ オサム シショウセツシュウ
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注記
底本: 「太宰治全集」 1, 2, 5, 7巻 (筑摩書房, 1988-1989年刊)
収録内容
- 思い出
- 富嶽百景
- 帰去来
- 故郷
- 津軽
内容説明・目次
内容説明
旧家に生まれた者の“暗い宿命”を描いた太宰治「私小説集」。明治四十二(1909)年六月、太宰治こと津島修治は青森県北津軽郡に誕生、のちに遠く東京にあって望郷の念を募らせていた。太宰は、津軽での幼・少年期を“遺書”のつもりで書き綴った処女作「思い出」で文壇デビュー。その後、兄との不和から十年ぶりとなった帰郷を描いた「帰去来」、母危篤の報を受けての帰郷を描く「故郷」、そして、時局差し迫る中での津軽旅行をまとめた「津軽」と、旧家に生まれた者の暗い宿命を描いている。前四作品に加え、名作「富嶽百景」を含む太宰の私小説で構成したアンソロジー集。解説を同じ東北出身の作家・佐伯一麦氏が特別寄稿。
「BOOKデータベース」 より