晴れ女の耳 : 紀ノ国奇譚
著者
書誌事項
晴れ女の耳 : 紀ノ国奇譚
(角川文庫, 20883 [ひ30-1])
KADOKAWA, 2018.4
- タイトル読み
-
ハレオンナ ノ ミミ : キノクニ キタン
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注記
2015年刊の一部改稿し、修正、書き下ろし「緑涙」を加えて再刊
文献あり
収録内容
- イボの神様
- ことほぎの家
- 赤べべ
- 晴れ女の耳
- 先生の瞳
- サトシおらんか
- あやっぺのために
- 緑涙
内容説明・目次
内容説明
私が外に出るときはどんなに悪天候だったとしても必ず晴れる。ある日、耳の奥から声が聞こえてきた。声の主はなんと豆粒ほどの小さなおばあさん!そのおばあさんが語る貧しい炭焼き職人の夫殺しの罪を着せられた女と、幼い子どもたちとの悲痛な物語。哀しみと絶望の底にさす一筋の光を描いた傑作「晴れ女の耳」。人柱や神かくしなど和歌山の民話や実話を題材に紡がれた。文庫版書き下ろしを含む8編の魂の救済の物語。
「BOOKデータベース」 より